Tekuteku♪

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日陰つつじとすかし百合

お稽古花は、日陰つつじと黄色のすかし百合を尊式で。

日陰つつじは、とがったような細長い葉が枝先にまとまってついていて、葉の濃淡が印象的。
そのうち交差するように重なっている葉や、黒く痛んできている葉を省き、枝先にはあまり葉を残しません。
ただ、あまり取りすぎると自然の姿ではなくなるので、その加減は難しいところ。
つなぎや影をいける際も、黒くなった葉やはみ出るような葉は省略して、流れるような線を際立たせます。

主体を決めると、次はすかし百合を。
花のつぼみの姿はそれほど変わらないけれど、葉のつき具合はそれぞれ違うもの。
つぼみ辺りまで葉がたくさんついているものを選びます。
百合の葉はまばらなので、器とあたる足下手前に葉をそえてから、花をいけます。

日陰つつじは、水がとてもにごりやすいのでよく変える必要があるのですが、葉あ濃淡重なってついている姿が、木漏れ日を感じるようで、この時期らしい爽やかなとりあわせでした。

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令法(りょうぶ)と姫ゆり

お稽古花の取り合わせは、令法とオレンジの姫ゆり。
器は広口、足元は乙女剣山です。

まず令法。
ふわりと軽く、明るい緑の細長い葉はしっとりしていて、その間に小さな穂状の花がたくさんついています。
白い花穂の中央は薄いピンクに色づき愛らしい表情。

昔、飢饉に備え、若葉を食料にするため、令にて植えさせたため、令法の名がついたとか。
別名の畑積りも同じ意味。
7~9月、枝先に総状花序を円錐状に出し、白い小さな花を沢山つけますが、その花の咲く姿を、百千万の旗が翻っているように見立てたことから、別名の旗積りがついたとも。
樹皮は薄く剥がれ、その剥がれたあとは滑らかな薄い茶褐色となります。
床柱にも利用され、地域によってはさるすべりと呼ぶこともあるようです。
主体を伸びやかなものにきめると、次は葉をずいぶん省略して、穂先を軽やかに顕します。

続いて、姫ゆり。
葉がとても細くまばらなので、対照をいける際、先に器との接点になる足元手前のほうに葉を添えてから花をいけます。後ろにいける2本目のゆりも、足元がぐらつくので、葉を手前において、安定させるように。

葉が少なくい華材なので、広い口の花器に生けるのは難しいようですが、姫ゆりの鮮烈な朱色が目をひき、また令法の爽やかな姿で初夏を感じる取り合わせとなりました。

残花は、横長のボートの器にいけるととても風情がありましたが、残念ながら我が家にはなかったのでお篭に。
それもまた、とてもよく合いました。夏だなぁ。

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